令和2年度 農福連携事業のご報告

・目次

1.地域連携・マッチング事業

《1-1》農福連携障がい者チャレンジ事業
《1-2》益田市農福連携
《1-3》マッチング実績
《1-4》相談案件
《1-5》トマトミックスソース連携

2.専門家派遣事業(農福連携サポーター制度)

3.出雲圏域農福連携推進事業

4.研修

《4-1》刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育
《4-2》農福連携推進研修会
《4-3》農業入門実践研修

5.農福マルシェ

6.出席会議

7.研修講師・事例紹介

8.視察対応

《8-1》視察アテンド
《8-2》視察受入対応

9.農福連携事例表彰

《9-1》ノウフク・アワード2020
《9-2》第7回ディスカバー農山漁村(むら)の宝

10.農福連携事業の公開・紹介

《10-1》農福連携ポータルサイトの開設
《10-2》農福連携事業の紹介冊子を制作・配布

 

1.地域連携・マッチング事業

《1-1》農福連携障害者チャレンジ事業

【概要】

施設外就労の形態を通して農作業実習を行うことで、受入れ事業主の負担軽減を図り、施設外就労および障がい者に対する理解を深めるとともに実施事業所支援員の農作業指導力および障がい者の農作業能力の向上を図ることを目的とし実施する。

(取組事例1)

対象事業所 障がい者自立支援事業所ぽんぽん船
施設外就労先 アスパラガス農家
内容

アスパラガス 収穫作業・ほ場片付け

 

(取組事例2)

対象事業所 やさか風の里
施設外就労先 JAしまね いわみ中央地区本部
内容 西条柿 運搬・吊るし作業
 

(取組事例3)

対象事業所 さくらんぼのお家
施設外就労先 株式会社MOGMOG
内容 あすっこ、いちご、水稲 ほ場管理・調製作業
 

(取組事例4)

対象事業所 あゆみの里 就労支援事業所
施設外就労先 農事組合法人 とよた園芸場
内容 バジル 収穫・調製作業

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(取組事例5)

対象事業所 特定非営利活動法人 あすのひかり
施設外就労先 農事組合法人 カサーレ出雲郷
内容 水稲採種 雑草・異品種等抜き取り作業

(取組事例6)

対象事業所 あゆみの里 就労支援事業所
あゆみの里 就労継続支援B型事業所
株式会社きのこハウス
ひまわりの家
こころクラブ海陽堂
施設外就労先 有限会社 大場ぶどうファーム
内容 ぶどう 袋掛け・収穫作業

 

チャレンジ事業の様子(取組事例2)
【チャレンジ事業の様子(取組事例2)】
チャレンジ事業の様子(取組事例6)
【チャレンジ事業の様子(取組事例6)】
 

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《1-2》益田市農福連携

【概要】

益田市における農福連携を一層拡大するために、平成30年度から関係機関、団体等との情報共有と検討が進められている。今年度は当センターの専門家派遣事業でぶどうの施設外就労について指導を受け、農福連携障がい者チャレンジ事業を活用してぶどうの袋掛けと収穫作業の体験を実施した。

 

【益田農福連携検討会】
日時 令和2年4月7日(火) 13:30~15:30
場所 益田市立開発営農研修センター
参加人数 9名
内容 令和2年度の実施体制、チャレンジ事業の実施計画を協議

 

【支援員研修会】
日時 令和2年7月4日(土) 13:30~15:30
場所 益田市立開発営農研修センター、有限会社大場ぶどうファームほ場
参加人数 24名
内容 ぽんぽん船の取り組み、ぶどう袋掛け実習
【益田農福連携検討会】
日時 令和2年11月5日(木) 13:30~16:00
場所 益田市役所第2会議室
参加人数 7名
内容 令和3年度の実施体制を協議
【益田農福連携検討会】
日時 令和2年12月18日(金) 13:30~16:00
場所 益田市民学習センター203会議室
参加人数 14名
内容 ・チャレンジ事業の振り返り
・令和3年度の実施方針と実施体制について
 

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《1-3》マッチング実績

【マッチング完了】

  発注事業所・団体 受注事業所 内容
1 ぶどう農家① なかよし ①ぶどうシャインマスカットの花穂整形作業
②ぶどうシャインマスカットの副梢切
2 ぶどう農家① 就労支援事業所ラヴィアンローズ ぶどうシャインマスカットの袋かけ
3 JAしまねいわみ中央地区本部 やさか風の里 西条柿の加工作業(運搬・吊るし作業)
4 農事組合法人カサーレ出雲郷 特定非営利活動法人 あす 水稲採種ほ場の管理作業
5 ぶどう農家② 就労支援事業所ラヴィアンローズ ぶどうシャインマスカットの袋かけ(2回)
6 野菜農家 障がい者就労支援事業所 エルパティオ三葉園 白ネギ畑の除草作業
7 アスパラ・ネギ農家 なかよし 白ネギ畑の除草

【マッチング調整中】

  発注事業所・団体 内容
1 しまねワイナリー醸造部 ぶどうデラウェアの収穫作業
2 花き農家 施設外就労の相談
3 株式会社サンライズさんこう いちご作業
4 玉湯町稲作農家 有機栽培稲作の特殊道具を使った除草作業
5 有限会社安藤農園 加工用ミニトマトのヘタ取り作業
6 株式会社カンドーファーム 水稲の播種作業等
7 株式会社キューサイファーム島根 ケールの管理作業
8 株式会社さんちゃんファーム アイメックトマトの植え替え、収穫、周辺草刈り等

 

【作業受託等相談事案】※マッチングまで至らなかった事例

  発注事業所・団体 内容
1 神奈川県事業者 豆ご飯の素の真空パック詰め等の依頼があり事業所を紹介。試作を実施し、作業工程を検討・作成したが、最終製品規格が定まらなかったため工程が確定できず、不成立となった。
 
 

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《1-4》相談案件

①就労支援事業所 だんだん

相談内容 法人全体として新たな取り組みをしたいので、農福連携について教えてしい。
対応 農福連携の概要・状況を説明。

②就労支援事業所 だんだん

相談内容 菌床しいたけ栽培を始めるので、サポーターを紹介して欲しい。
対応 サポーターを紹介。来年度からサポーター制度活用予定

③島根県東部農林振興センター松江普及部

相談内容 農福連携を労力補完の手法として検討することとしたので、施設外就労の現状や課題等について教えて欲しい。また具体的な取り組みに当たっては協力して欲しい。
対応 農福連携の概要・状況を説明し、協議を継続中。

④松江市社協くらし相談支援センター

相談内容 新型コロナウィルスの影響で失業する人が多いので農福連携事業で雇用先を紹介してもらえないか。
対応 ハローワークと障害者就業・生活支援センターを紹介。

⑤個人

相談内容 福祉事業所立ち上げに伴い農福連携について教えて欲しい。
対応 農福連携の概要・状況を説明。

⑥安来市農業サポートセンター(市・JA・県農業普及部)

相談内容 農家の労働力保管を支援する農業サポート制度において、農福連携の手法を検討したい。
対応 農福連携の概要・状況を説明し、協議を継続予定。

 

 

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⑦アクティブ工房

相談内容 JAしまね いわみ中央地区本部の西条柿の加工作業の取り組みをしたいので紹介して欲しい。
対応 紹介を兼ねて加工場の視察を実施。今年は柿の収穫量が例年より少ない影響で作業終了時期が早かったため、来年度に向けて協議を継続。

⑧島根大学学生

相談内容 農福について教えて欲しい。
対応 福連携の概要・状況を説明。
 

⑨安来市地域おこし協力隊員

相談内容 大規模集落永納における農福連携の可能性について教えて欲しい。
対応 福連携の概要・状況を説明。

 

⑩神田農産株式会社

相談内容 障がい者雇用について教えて欲しい。
対応 出雲障がい者就業・生活支援センターリーフを紹介。1名雇用見込み。
 
 

⑪兵庫県立大学大学院

相談内容 農林水産省農林水産研究所と共同研究のために農福連携効果の定量化に関するアンケートに協力して欲しい。
対応 アンケート対象事業所として12事業所を紹介。

 

 

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《1-5》トマトミックスソース連携

【概要】

障害者支援施設太陽の里のトマトミックスソースの生産拡大に向けて、福祉事業所同士が連携して平成26年度から本格的に取り組んでいる。
美野園、就労支援事業所しゃぼん玉工房、きすきの里が原料となる加工用トマトを生産し障害者支援施設太陽の里に供給、平成27年度からは一次加工をなかよしが担っている。
連携により、それまでの生産量が2~3倍に拡大し、製造量も3,000本から8,000本に増加し、トマトの生産ばかりでなく、販売や農作業の面でも連携している。

【トマト栽培連携事業連絡会議】

<1回目>
日時 令和2年6月26日(金) 14:00~16:00
場所 障害者支援施設太陽の里
参加人数 事業所、農業技術センター、県障がい福祉課、当センター 計12名
内容 ①生産・加工・販売計画について協議
②強風、大雨による影響があったが生育は概ね順調。病害の発生に注意

 

<2回目>
日時 令和2年8月11日(水)  11:00~12:00
場所 障害者支援施設太陽の里
参加人数 事業所、農業技術センター、県障がい福祉課、当センター 計10名
内容 ①商品表示改正に伴うラベルの取扱について協議
②湿害、病害多発による生産見込み、対策について協議

 

<3回目>
日時 令和3年3月19日(水) 14:00~16:00
場所 障害者支援施設太陽の里
参加人数 事業所、県障がい福祉課、当センター 計9名
内容 ①令和2年産の作付け生育状況、収穫量、製造加工実績および令和3年産の生産製造計画について
②新商品について

 

【技術指導】

農福連携サポーターを派遣し生産安定に努めている他、農業技術センターの指 導も受けている。また、7月の長雨による湿害、病害対策については当センターでも対応にあたった。

会議の様子
【会議の様子】
ほ場視察の様子
【ほ場視察の様子】
 

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2.専門家派遣事業(農福連携サポーター制度)

【目的】

障がい者就労継続支援事業所へ農業指導を通して、農業技術・知識を向上させ、農業への取り組みに対する不安解消や生産を拡大することにより、利用者の工賃向上や障がいの改善を図る。
平成25年9月から実施。

【農福連携サポーター登録】

 17名(新規2名)

【サポーター指導事業所】

 指導事業所:12事業所(新規:1事業所)
 指導回数:延べ179回

  事業所名 主な指導品目/内容 備考
1 さくらの家 農作物全般  
2 わこうの里 ぶどう、野菜  
3 あけぼの作業所 ブルーベリー  
4 まがたま 野菜  
5 きすきの里 野菜  
6 美野園 トマト等野菜  
7 ワークケアはつらつ 野菜  
8 こころクラブ海陽堂 野菜  
9 フルール益田 水稲  
10 仁万の里 野菜・花苗  
11 あゆみの里 就労支援事業所 タマネギ・サツマイモ  
12 さんさん牧場 野菜 新規
 
 

【利用実績】

回数 回数 回数
4月 8事業所/16回 8月 11事業所/21回 12月  7事業所/ 12回
5月 10事業所/26回 9月 8事業所/21回 1月 6事業所/ 7回
6月 10事業所/26回 10月 6事業所/13回 2月 4事業所/ 4回
7月 7事業所/ 16回 11月 7事業所/13回 3月 3事業所/ 4回
 
サポートによる指導の様子①
【サポーターによる指導の様子①】
サポーターによる指導の様子②
【サポーターによる指導の様子②】
 

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3.出雲圏域農福連携推進事業

【概要】

農福連携の浸透により農家側から農作業委託希望が増加しているが、受託できる福祉事業所が少なく受託し切れていない。このため、県内農産物の主要産地であり、また農業の取組事業所の多い出雲圏域をモデル地区として、農業と福祉の分野でそれぞれが抱える課題に対して、施設外就労による農業と福祉の連携を推進することで課題解決につなげ、農福連携事業の効果拡大と恒久的な体制を打ち出すことにより、産地品目の生産振興と農村活性化に資することを目的として、平成29年度と30年度の2カ年実施した。事業終了後は事業内容(4)の支援体制構築を目指し、情報交換の場として継続して推進協議会を開催している。

【事業内容】

(1)農作業の施設外就労の促進を図るため、農作業施設外就労促進事業の実施
(2)福祉事業所職員、障がい者の農業技術向上研修
(3)農福連携事業について事例発表、情報交換会および受委託費算定研修
(4)農業と福祉のマッチングを図る継続的な支援体制構築

※この事業は農林水産省の「農山漁村振興交付金(農福連携対策)」を活用して実施

【出雲圏域農福連携推進協議会】

日  時 令和2年10月14(水)
場  所 農業技術センター 花振興棟
参加人数 関係機関・団体、事例発表者、当センター 計22名
内  容 ・益田圏域のぶどうを中心とした施設外就労への取組報告(益田農業普及部)
・出雲圏域の施設外就労の取組事例報告(ぽんぽん船)
・農福連携実態調査報告(当センター)
・現地視察 門脇ぶどう園×なかよし ぶどうの枝切り作業
 

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【出雲ぶどう作業委託事前調整会議】

日  時 令和3年2月19(金)
場  所 農業技術センター 花振興棟
参加人数 ぽんぽん船、5農家、農業技術センター、当センター 計8人
内  容 出雲ぶどう施設外就労主要事業所の戦力ダウンが想定されるため、例年実施している農家の委託作業や量、時期を把握し、事前に調整するために開催。
 

4.研修

《4-1》刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育

日  時 令和2年9月11日(金) 9:30~16:30
場  所 島根県立農林大学校
内  容 刈払機に関する整備や点検などの知識や集団で作業する場合の安全な運用方法、振動障害や応急手当の知識など座学を5時間、実際に刈払機を使用した実技を1時間と計6時間の講習を実施し、安全で効率的な使い方を学ぶ。
開催趣旨 官公庁から道路維持委託業務や河川維持委託業務等を請け負う場合、刈払機取扱作業者安全衛生教育の修了資格が必要であり、障がい者福祉就労系の事業所でも受託実績の多い案件であることから平成27年度から継続的に実施。
期待される効果 これまでは経験に基づく感覚で除草作業が実施されてきた面があるが、今後はしっかりとした知識と技量に裏付けされた仕事をすることで、除草作業の安全性の確保と、信頼性及び受注力の向上に繋げる。
参加人数 33名(うち利用者14名)
 

《4-2》農福連携推進研修会

【開催趣旨】

農福連携の浸透により作業を委託する農家の拡大に対し、受託する事業所が足りない状況となっており、農作業の施設外就労に取り組む事業所の拡大が急務となっている。こうした中、益田圏域では出雲圏域での取り組みを参考に組織的な取り組みが始まっている。この動きを他圏域に紹介するとともに先駆の出雲圏域での取組事例を受託側、委託側からそれぞれに効果等について報告してもらい、他圏域での組織的な取組拡大や農作業の施設外就労に取り組む事業所の拡大を目指す。

【内容】

①事例発表 益田圏域のぶどうを中心とした施設外就労への取り組み
②事例発表 出雲圏域のぶどう施設外就労への取り組み
③情報提供 島根県の農福連携実態調査結果
④情報提供 新型コロナウィルスに関するアンケート結果

【日時・場所・参加人数】

日時 令和2年11月27日(金) 13:30~16:00
場所 島根県芸術文化センター「グラントワ」スタジオ1
参加人数 37名

 

 

《4-3》農業入門実践研修

【概要】

島根県立農林大学校が実施する、県内で農業経営を実践している者、今後実践する予定の者等を対象とした、農業の基礎知識・栽培技術等を学ぶ「農業入門研修」により、福祉事業所の職員などが、果樹・野菜の農作業習得を図り、農福連携指導者の養成と利用者の工賃向上・やりがい創出を目指す。(島根県立農林大学校主催)

【開催場所】

島根県立農林大学校

【受講人数】

福祉事業所・養護学校 計2名

【内容】

日 時 内 容
令和2年6月9日(火)~12月22日(火)
月2回開催
有機農業・野菜・花き・果樹の実習

 

草刈機取扱作業者に対する安全衛生教育の様子
【刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育の様子】
農福連携推進研修会の様子
【農福連携推進研修会の様子】
 

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5.農福マルシェ

【概要】

農福連携を周知するために、県内の福祉事業所や農福連携関係農家等が生産した農産品や加工品の販売会を開催。

①県庁農福ミニマルシェ
参加事業所 3事業所
日時 令和2年10月23日(金) 12:00~13:00
取組概要 県庁地下催事コーナーにおいて農福連携の取り組みをPRする販売会を実施。
売上 35,210円

 

②県庁農福ミニマルシェ
参加事業所 4事業所
日時 令和2年12月10日(木) 12:00~13:00
取組概要 県庁地下催事コーナーにおいて農福連携の取り組みをPRする販売会を実施。
売上 40,540円
県庁農福ミニマルシェの様子
【県庁農福ミニマルシェの様子①】
県庁農福ミニマルシェの様子
【県庁農福ミニマルシェの様子②】
 

6.出席会議

会 議 名 主   催 日 時・場 所
農業分野における施設外就労の実態調査・研究事業情報交換会議 日本セルプセンター 令和2年12月4日(金)
九州農政局福岡県拠点

 

7.研修講師・事例紹介

①案件:研修会および中国四国農政局長と島根県農業法人協会との意見交換会
主催 島根県農業法人協会
場所 ホテル白鳥 鳳凰の間
日時 令和2年12月9日(水)
内容 島根県における農福連携事業について

 

②案件:石西地域農林振興協議会リーダー研修会
主催 石西地域農林振興協議会
場所 益田市 ジュンテンドー研修センター ジャストホール 大会議室
日時 令和3年3月18日(木)
内容 農福連携の概要・事例紹介

 

 

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8.視察対応

《8-1》視察アテンド

①はとぽっぽ

日時 令和2年6月8日(月)
視察先 つわぶきネット
内容 菌床椎茸を新規事業として検討するにあたり視察を行い作業工程や設備概要、販売実績、販路等について情報提供いただいた。

 

 

《8-2》視察受入対応

①島根大学 学生

日時 令和2年8月25日(火)
視察先 障害者支援施設太陽の里
内容 農福連携事業について照会があり視察と体験をアテンド。

 

②日本セルプセンター

日時 令和2年9月23日(火)
視察先 当センター、農福連携に取り組むぶどう農家2戸
内容 農水省の調査委託により島根県の農福連携の取組概要、特に施設外就労の受委託金額決定方法について説明後、ぶどう農家案内。

 

③総務省中国四国管区行政評価局

日時 令和2年10月8日(木)
視察先 当センター
内容 行政評価のテーマ探しの一環で農福連携概要について説明。

 

④農林中央金庫中国営業部

日時 令和3年2月5日(金)
視察先 当センター
内容 農福連携概要について説明。

 

9.農福連携事例表彰

《9-1》ノウフク・アワード2020

【概要】

農林水産省は、本年度から農福連携に取り組んでいる優れた事例を表彰し、全国への発信を通じて他地域 への横展開を図るためにノウフク・アワードが創設され、「ノウフク・アワード2020」の募集について当センターが周知・案内を実施し、2事業所を推薦。

【推薦事業所】

障害者支援施設太陽の里、障がい者自立支援事業所ぽんぽん船

※障害者支援施設太陽の里が全国16団体に選出

 

《9-2》第7回ディスカバー農山漁村(むら)の宝

【概要】

農林水産省は「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国への発信を通じて地域へ横展開を図っている。2年前には大田市の株式会社魚の屋が全国表彰されている。この推薦申込に協力。

【推薦事業所】

障害者支援施設太陽の里  ※中国四国農政局 奨励賞を受賞

 

10.農福連携事業の公開・紹介

《10-1》農福連携ポータルサイトの開設

年度毎の農福連携事業報告書、施設外就労作業紹介5作業・事業所紹介4事例の動画を公開。
URL:https://shimane-noufuku.net/snf-wp/

《10-2》農福連携事業の紹介冊子を制作・配布

県内で取り組まれている農福連携事業の概要を「令和2年度版 しまねの農福連携」としてとりまとめ、農福連携事業の理解促進と啓発を図るため、障がい福祉事業所や関係機関・団体等に配布。

農福連携ポータルサイトのイメージ
【農福連携ポータルサイトのイメージ】
農福連携事業の紹介冊子
【農福連携事業の紹介冊子】
 

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