【目次】
1.共同販売支援事業
《1-1》イベント案内
2.地域連携・マッチング事業
《2-1》地域×福祉
2-1-1.地域連携事業
《2-2》農業×福祉
2-2-1.マッチング実績
2-2-2.相談案件
2-2-3.その他
《2-3》福祉×福祉
4.事業所個別支援事業
《4-1》農業支援
《4-2》視察アテンド
《4-3》その他
5.研修企画実施事業
《5-1》刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育
《5-2》しまねアグリビジネス実践スクール「農福連携指導者養成コース」
《5-3》しまねアグリビジネス実践スクール「新規就農者基礎研修コース」
《5-4》農福連携推進研修会
《5-5》出雲圏域 施設外就労実践事業所職員の情報交換会
6.当センター主催会議
7.出席会議
8.参加研修
9.視察対応
1.共同販売支援事業
《1-1》イベント案内
(1)農業技術センターフェア
参加事業所 | 6事業所 |
日時 | 平成28年10月1日(土) |
取組概要 | 農業技術センターが主催の農産物、花、加工品等の販売会の出店について対象事業所に案内。 |
2.地域連携・マッチング事業
《2-1》地域×福祉
2-1-1.地域連携事業
(1)案件:益田市立高津学校給食センター/冷凍カットトマトの供給
【概要】
益田市の学校給食の地産地消を推進しており、その中でトマトが旬な時期以外に使用する冷凍カットトマトの供給依頼が島根県西部農林振興センター益田農業普及部を通じてあり、益田市内の福祉事業所に説明会を実施。
今までは一般企業や養護学校が請負をしてくれていたため、事例紹介とともに、冷凍カットトマトの作り方や必要な設備について説明する。
説明会実施後、フルール益田が設備整備を行い、冷凍カットトマトの供給を行う事が決定する。
【説明会】
日時 | 平成28年3月1日(火) ※平成27年度に実施 |
参加人数 | 3事業所 10名 |
場所 | 益田合同庁舎 5F 第4会議室 |
内容 | 冷凍カットトマトの供給に関する事例紹介、生産方法、設備整備について |
【取組事業所/1事業所】
フルール益田
【受注数量】
500kg
《2-2》農業×福祉
2-2-1.マッチング実績
【マッチング完了】
(1)花き新規就農者
作業内容 | トルコキキョウのマルチ穴に肥料、農薬撒き等 |
受注事業所 | エルパティオ三葉園 |
(2)JAしまね斐川地区本部
作業内容 | 精白ハトムギの選別 |
受注事業所 | エルパティオ三葉園 |
(3)集落営農組織
作業内容 | ほうれん草の収穫調整等 |
受注事業所 | やまびこ園 |
【ホウレン草 収穫】
【ホウレン草 計量、袋入れ】
(4)集落営農組織
作業内容 | 水稲播種、育苗箱洗浄(29年度産から実施予定) |
受注事業所 | きすきの里 |
(5)新規オープンラーメン店
作業内容 | 野菜の供給 |
受注事業所 | 障害者支援施設太陽の里 |
(6)菌床キクラゲ企業
作業内容 | 菌床キクラゲの選別、根元切り、水洗い等 |
受注事業所 | ワークケアはつらつ、ワークケアみずうみ |
【マッチング調整中】
事業所・団体名 | 内 容 |
大規模梨農家 | 梨栽培全般 |
メロン新規就農者 | メロン栽培全般 |
イオンアグリ創造株式会社 | 規格外イチゴの利用 |
ブドウ農家(デラウェア) | 収穫後の房選別、箱詰め |
ブドウ農家(シャインマスカット) | 花穂整形、袋掛け、収穫後の調整等 |
アスパラ農家 | 草取り、収穫 |
JAいずも地区本部 | 規格外アスパラガス等の利活用 |
【作業受託等相談事案】※マッチングまで至らなかった事例
事業所・団体名 | 内 容 |
イオンアグリ創造株式会社 | ブロッコリー畑の除草 |
新規就農者(果樹) | ぶどう園の草取り |
養鶏農家 | 鶏舎の糞出し |
エルパティオ三葉園 | 加工用イチゴ原料確保 |
ショウガ農家 | ショウガ畑の除草 |
イチジク農家 | 除草 |
株式会社イ農ベルみだみ | 椎茸の菌床栽培の施設外就労 |
メロン農家 | 誘引、わき芽取り |
2-2-2.相談案件
(1)しまね農業振興公社
相談内容 | 福祉事業所を立ち上げて、揖屋干拓地でエゴマの栽培管理をしてもらう計画を持っている方がいるので、農福連携事業等の相談にのって欲しい。 |
対応 | 本人に面会し、農福連携事業や施設外就労等について説明 事業所立ち上げは県や市に相談 具体的な内容については事業所立ち上げ後か栽培を開始後再度相談することに。 |
(2)島根県緑化推進委員会
相談内容 | 県内緑化推進にかかわる商品として割り箸を考えているが、県内事業所で商品提供できるところはないか。 |
対応 | 過去に割り箸の内職をしていた事業所や依頼企業に問合せ、県産材に限定したものはないこと、価格の面で出来ない旨回答。 |
2-2-3.その他
(1)案件:啓発資料寄稿
日時 | 平成29年2月20日(月) |
提供先 | 島根県農林水産部農業経営課 |
内容 | 島根県・しまね農業振興公社・島根県農業会議が担い手育成のため、農家・農業関係者向けにメール配信している「担い手応援マガジン」に農福連携の概要について記事を提供。 |
《2-3》福祉×福祉
(案件1)トマトミックスソース
【概要】
太陽の里のトマトミックスソースの生産拡大に向けて、福祉事業所同士が連携して平成26年度から本格的に取り組んでいる。
美野園、しゃぼん玉工房、きすきの里が原料となる加工用トマトを生産し太陽の里に供給、平成27年度からは一次加工をなかよしが担っている。
連携により、それまでの生産量が2~3倍に拡大し、製造量も3,000本から10,000本に増加し、トマトの生産ばかりでなく、販売や農作業の面でも連携が期待できる。
【トマト栽培連携事業連絡会議】
年2回程度の会議を開催し、情報交換の場を設けている。
<第1回目>
日時 | 平成28年7月8日(金) |
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参加人数 | 5事業所・障がい福祉課・農業技術センター・当センター 16名 |
内容 | 生産・販売見込み、生育状況等の情報交換、販売協力に関する会議を開催。 |
<第2回目>
日時 | 平成28年12月13日(火) |
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参加人数 | 5事業所・障がい福祉課・農業技術センター・当センター 17名 |
内容 | 今年産の振り返り、来年度の計画、今後の連携方向に関する会議を開催。 販売に向けた連携についても協議。 |
【技術指導】
農福連携サポーターを派遣し生産安定に努めている。
【販路拡大】
事業所から直販時に、現行ラベルは「太陽の里」と表記があるため、連携事業所でなかなか販売の広がりがなかった。連携事業所の販売用ラベルを制作し、各事業所も販売を行うことで売上向上を目指す。
【ラベルデザイン】
(案件2)ふくぎ茶
【概要】
さくらの家(海士)のふくぎ茶の生産量増加のための体制強化を実施。
エルパティオ三葉園、就労継続支援事業所ぽてとはうすがクロモジの選別作業に取り組む。
【連携開始までのながれ】
<平成28年8月>
エルパティオ三葉園、就労継続支援事業所ぽてとはうすがさくらの家(海士)を訪問し、クロモジの選別方法について現場視察を行う。
<平成28年9月>
エルパティオ三葉園、就労継続支援事業所ぽてとはうすが300g(45リットル分)のクロモジの選別作業を試験的に開始する。
<平成28年10月>
さくらの家(海士)がエルパティオ三葉園、就労継続支援事業所ぽてとはうすの製造現場の視察を行い、作業環境、作業方法について確認し、選別したクロモジの検品を行う。
特に問題はなく、継続的に作業を依頼し、生産体制強化を図る。
【さくらの家(海士)現場視察】
【さくらの家(海士)作業風景】
3 農福連携サポーター制度
【目的】
障がい者就労継続支援事業所へ農業指導を通して、農業技術・知識を向上させ、農業への取組に対する不安解消や生産を拡大することにより、利用者の工賃向上や障がいの改善を図る。平成25年9月から実施。
【農福連携サポーター登録】
11名(新規1名)
【サポーター指導事業所】
指導事業所:13事業所(新規:2事業所) 指導回数:延べ94回
事業所名 | 主な指導品目/内容 | 備考 |
多機能型事業所さくらの家 | 一般野菜、黒大豆 | |
松江あけぼの作業所 | ブルーベリー | |
就労支援事業所 すばる | ぶどう | |
きすきの里 | 一般野菜、加工トマト | |
美野園 | 加工トマト | |
つわぶきネット | 一般野菜、花 | |
こころクラブ海陽堂 | 一般野菜、花 | |
就労継続支援B型事業所 わこうの里 | 干拓地畑作土作り、ハウス栽培品目選定 | |
ワークケアはつらつ | 一般野菜 | |
障がい者支援施設 仁万の里 | 野菜・花苗作り、果樹 | |
障害者支援施設 清風園 | 一般野菜 | |
まがたま荘 | ミニトマトのトロ箱栽培 | 新規 |
障害者支援施設 ふたば | 水稲、野菜 | 新規 |
【新規取組事例】
(1)ミニトマトのトロ箱栽培
派遣事業所 | まがたま荘 |
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経緯 | 事業所内で就労の場を確保するため、ミニトマトの栽培を計画したが、栽培の経験がなく技術指導の要請ある。圃場を確認したところ、土壌条件が悪く土耕栽培は無理のためトロ箱栽培を推奨。トロ箱栽培を実践している福祉事業所を紹介、視察を経てトロ箱栽培に取り組むことが決定した。新しい栽培方法であり、技術指導をする必要があるため農福連携サポーター派遣を決定。 |
実施内容 | 11月から圃場排水やトロ箱栽培装置設置に向けた指導を開始。 |
【トロ箱栽培説明】
(2)水稲、野菜の栽培
派遣事業所 | 障害者支援施設 ふたば |
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経緯 |
事業所内で水稲約3ha、野菜約10aなどの農業に取り組んでいるが、28年産の水稲のできが悪く、来年産の栽培に向けて原因解明と対策を行う必要があるため、農福連携サポーター派遣を決定。 また、今後野菜の生産安定・拡大も期待できる。 |
実施内容 | 12月から圃場排水対策、コンバインわらの腐熟促進の指導を開始。 |
4.事業所個別支援事業
《4-1》農業支援
(1)多機能型事業所 わこう苑
相談内容 | 菌床椎茸栽培を始めるに当たって留意すべきことを教えて欲しい |
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対応 | 近隣の生産状況、菌床入手先、連携先を紹介 先行事業所の案内 |
(2)まがたま荘
相談内容 | 菌床ヒラタケシメジ栽培を指導してくれるところはないか |
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対応 | 東部農林振興センター林業部に指導を要請。同部を通じて島根県中山間研究センター専門家の指導を受けている |
(3)邑智園
相談内容 | 加工トマトを試作したいので栽培について教えて欲しい 苗も入手したい |
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対応 | 加工トマト栽培している太陽の里の栽培指針を提示するとともに太陽の里の栽培状況視察案内、苗を手配した |
(4)障害福祉サービス事業所みずうみの里
相談内容 | 自園で栽培している野菜の生育が悪いので見て欲しい |
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対応 | 現場確認し、当面の対応指導 サポーター制度の紹介 |
(5)救護施設 泉の園
相談内容 | 自園で栽培している観葉植物、露地野菜の生育状況を見て欲しい |
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対応 | 現場確認し、当面の対応指導 サポーター制度の紹介 |
(6)就労支援事業所ラヴィアンローズ
相談内容 | 自園での菌床椎茸栽培の可否について教えて欲しい |
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対応 | 栽培場所、規模等について確認 栽培施設費用等の面から、ぶどう栽培や施設外就労を提案 |
《4-2》視察アテンド
(1)多機能型事業所 わこう苑
日時 | 平成28年5月18日(水) |
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視察先 | つわぶきネット、美野園 |
内容 | 菌床椎茸の栽培を検討中であることから、実際に取組まれている事業所を視察し、設備、作業状況、収支等について説明を受ける。 |
(2)邑智園
日時 | 平成28年6月16日(木) |
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視察先 | 障害者支援施設太陽の里 |
内容 | ドライトマトを作るためにトマト栽培を始める予定。加工トマトの栽培を行っている太陽の里を視察し、栽培方法について知識を深める。 |
(3)まがたま荘
日時 | 平成28年10月28日(金) |
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視察先 | 障害者支援施設太陽の里 |
内容 | トロ箱栽培システムの概要、栽培状況の視察し、システム資材情報の入手について説明を受ける。 |
(4)多機能事業所ワークくわの木金城第2事業所
日時 | 平成29年2月22日(水) |
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視察先 | 就労継続支援事業所ぽてとはうす |
内容 | 施設視察に合わせ、コロッケの原料供給の可否について視察と協議を実施。 |
《4-3》その他
(1)案件:「ディスカバー農山漁村の宝」申請支援/対象事業所:フルール益田
「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現に向けて、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良事例を選定し、全国へ発信するため内閣官房及び農林水産省が開催している「ディスカバー農山漁村の宝」への申請のため、これまでの活動の棚卸しを行い整理し、キャッチフレーズ「農業と福祉で担う、地域の活力倍増作戦!」の元、申請書の作成支援を提供。
5.研修企画実施事業
《5-1》刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育
日時 | 平成28年9月9日(金) |
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場所 | 島根県立農林大学校 |
内容 | 刈払機に関する整備や点検などの知識や集団で作業する場合の安全な運用方法、振動障害や応急手当の知識など座学を5時間。実際に刈払機を使用しての実技を1時間と計6時間の講習を実施し、安全で効率的な使い方を学ぶ。 |
開催趣旨 | 官公庁から道路維持委託業務や河川維持委託業務等を請け負う場合、刈払機取扱作業者安全衛生教育の修了資格が必要であり、障がい者福祉就労系の事業所でも受託実績の多い案件であることから昨年度に続き講習を実施。 |
期待される効果 | 官公需受注拡大。これまでは経験から有する感覚で除草作業を実施してきた部分もあるが、これからは、しっかりとした知識と技量に裏付けされた仕事をすることで、利用者に対しても発注者に対しても責任を果たせる業界全体の信頼性の向上に繋がる。 |
参加人数 | 30名(事業所から要請のあった利用者も受講可能とし、6名の参加有) |
【刈払機説明】
【刈払機実習】
《5-2》しまねアグリビジネス実践スクール「農福連携指導者養成コース」
日時 | 平成28年5月~平成29年2月/第1回~第12回、補講、番外編 |
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場所 | 島根県立農林大学校 |
内容 | 第1回:ぶどう花穂整形 第2回:ぶどうジベレリン処理 第3回:ぶどう新梢管理、ジペレリン処理第2回、果房整形 第4回:ぶどう摘粒、袋掛け 第5回:ぶどうデラウェア収穫、糖度検査、 農業技術センター調査研究概要(ぶどう)説明 第6回:トマト栽培概要(座学) 第7回:シャインマスカット収穫、トマト播種、トマト接ぎ木 第8回:トマト植え付け、誘引 第9回:トマト誘引、トマトトーン処理 第10回:土づくり、肥料についての講義 第11回:ぶどう剪定、トマト収穫、土壌・肥料講義 第12回:農業技術センター調査研究概要(トマト)説明(予定) 補講:土壌分析(予定) 番外編:自然栽培による障がい者就農への取組の事例紹介 |
開催趣旨 |
福祉事業所における農業部門の施設外就労及び施設内農業を拡大するため、職員の農業知識及び技術の向上を図る。 (県庁農業経営課主催の「しまねアグリビジネス実践スクール農福連携指導者養成コース」を受講する形で開催) |
期待される効果 | 福祉事業所職員の農業知識及び技術の向上による施設外就労の拡大及び事業所内農業の拡大。 |
参加人数 | 9名 |
【シャインマスカット 花穂整形】
【トマト 種子まき】
《5-3》しまねアグリビジネス実践スクール「新規就農者基礎研修コース」
日時 | 第1回:平成28年11月11日(金) 第2回:平成28年12月12日(月) |
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場所 | 島根県立農林大学校 |
内容 | 土壌・肥料の基礎知識、農業機械の基礎知識、農業機械演習 |
開催趣旨 |
農業に取り組んでいる福祉事業所で農業に携わっている経験の浅い職員の農業知識及び技術の向上を図る。 (県庁農業経営課主催の「しまねアグリビジネス実践スクール新規就農者基礎コース」を受講する形で開催) |
期待される効果 | 福祉事業所職員の農業知識及び技術の向上による事業所内の農業拡大。 |
参加人数 | 第1回:2名 第2回:2名 |
《5-4》農福連携推進研修会
日時 | 平成28年10月4日(火) |
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場所 | 島根県農業技術センター花振興棟大会議室 |
内容 | ・農業技術センターの実証調査の状況 ・実践事業所指導体験談 ・利用者の変化(利用者家族)報告 ・実践事業所の意義評価 ・次年度に向けての準備講習計画 ・平成28年度から島根県農林水産部が始めている、福祉事業所職員を対象としたアグリビジネス実践スクール「農福連携指導者養成コース」のPR |
開催趣旨 | ・農業現場で障がいを持った方たちが活躍できる可能性について、農業技術センターが2年間調査研究してきた結果、いろいろな作業が出来ること、作業精度・スピードも良い結果が出た。これを現場農家圃場で実証したところ、農家から大変好評で周辺農家へ波及するとともに利用者の障害改善にもつながった。 ・この取組状況を農業技術センター、実践事業所、利用者家族、受入農家から報告してもらい、農業の施設外就労への関心と取組を誘導 |
期待される効果 | ・施設外就労による農福連携の拡大 ・アグリビジネス実践スクール「農福連携指導者養成コース」の受講者拡大 |
参加人数 | 福祉事業所職員、関係機関団体職員等 64名 |
【会場の様子】
【シャインマスカットの袋掛デモンストレーション】
《5-5》出雲圏域 施設外就労実践事業所職員の情報交換会
日時 | 平成29年2月1日(水) |
場所 | 島根県農業技術センター花振興棟大会議室 |
開催趣旨 |
福祉事業所における農業への取組は年々増加しており、特に施設外就労による農業への関わりが最も多くなっている。しかし、農業側からの作業委託要請に十分に答えていない状況であり、農福連携を推進していくためには受託可能な事業所を増やす必要がある。 そこで、県内で農業の施設外就労事例の約7割を占める出雲圏域において、施設外就労を実践している事業所職員同士の情報交換の場を設け、問題点や課題、その解決策、効果等を話し合うことによって、悩みの解決、さらなる向上の一助とする。そして、次年度の施設外就労拡大の一助とする。 |
内容 |
・施設外就労制度の勉強会 ・実践事業所職員同士の意見交換 ・アグリビジネス実践スクール「農福連携指導者養成コース」のPR |
期待される効果 |
・施設外就労による農福連携の拡大 ・アグリビジネス実践スクール「農福連携指導者養成コース」の受講者拡大 |
参加人数 | 福祉事業所職員、関係機関団体職員等 28名 |
6.当センター主催会議
会議名 | 日時 |
島根県障がい者就労事業振興センター 通常総会 |
平成28年5月11日 |
第1回島根県障がい者就労事業振興センター 連絡会議 |
出雲会場:平成28年7月6日 松江会場:平成28年7月7日 浜田会場:平成28年7月11日 隠岐会場:平成28年7月14日 |
地域連携会議 | 出雲会場:平成28年11月4日 松江会場:平成28年11月2日 雲南会場:平成28年10月25日 大田会場:平成28年11月16日 邑智会場:平成28年11月17日 浜田会場:平成28年11月10日 益田会場:平成28年11月11日 |
農水省農山漁村振興交付金事業打ち合わせ | 平成28年11月15日、平成28年11月21日 平成28年12月6日、平成28年12月13日 平成28年12月14日、平成29年1月10日 平成29年1月19日、平成29年2月8日 平成29年3月3日 |
出雲圏域農福連携推進会議 | 平成29年1月19日 |
第2回島根県障がい者就労事業振興センター 連絡会議 |
出雲会場:平成29年2月28日 松江会場:平成29年2月16日 浜田会場:平成29年2月20日 |
農福連携サポーター情報交換会 | 平成29年3月7日 |
7.出席会議
会 議 名 | 主 催 | 日 時 |
農福連携普及会議 | 島根県農業技術センター | 平成28年7月12日 |
農福連携庁内会議 | 島根県障がい福祉課 | 平成28年8月19日 |
農福連携情報交換会 | 島根県農業技術センター | 平成28年8月3日 8月31日 9月28日 10月26日 11月22日 |
ぶどう新規就農者対象農福事例説明会 | 島根県農業技術センター | 平成29年3月27日 |
8.参加研修
研修・セミナー名 | 主 催 | 場所 | 日 時 |
農福連携全国サミット inみえ | 三重県農林水産部 | 三重 | 平成28年11月30日 平成28年12月1日 |
中国四国ブロック農福連携推進セミナー | 中国四国農政局 | 岡山 | 平成29年1月20日 |
平成28年度普及活動・試験研究成果発表会 | 島根県農業経営課 | 島根 | 平成29年1月24日 |
9.視察対応
(1)日本農業新聞
日時 | 平成28年5月20日(金) |
視察先 | 多機能型事業所しゃぼん玉工房 |
内容 | 取材仲介・同行 |
(2)長野市議会 12名
日時 | 平成28年5月25日(水) |
視察先 | 障害者支援施設太陽の里、島根県農業技術センター、当センター |
内容 | 島根県の農福連携事業の取組状況、農福連携調査研究概要について現場視察を実施。また、実践事業所状況や当センターの取組概要について説明。 |
(3)青森県農林部 3名
日時 | 平成28年8月22日(月) |
視察先 | 当センター |
内容 | 島根県内の農福連携事業の取組状況について説明。 |
(4)大田市流通加工部会関係者
日時 | 平成29年1月25日(水) |
視察先 | フルール益田 |
内容 | 大田市の給食の地産地消率向上に向けて、冷凍カットトマトを実施しているフルール益田を案内する。 |
(5)JA共済総合研究所
日時 | 平成29年2月24日(金) |
視察先 | 株式会社 だんだん工房 |
内容 | 水福連携事業を実施しているだんだん工房を案内する。 |